ビタミンCの役割
美肌の作用はビタミンC(アスコルビン酸)が体内のコラーゲンをつくる働きに関わっていることからきています。
コラーゲンはタンパク質の一種として皮膚の弾力や骨の丈夫さを維持し、血管をしなやかに保ちます。またシミのもとになるメラニンの生成を抑える働きもあるため肌の紫外線対策にも有効です。
また強い抗酸化力を持ち、老化やガンの原因になる体内の酸化の悪影響から身体を守ります。
悪玉コレステロールによる血管ダメージを抑えて動脈硬化や心筋梗塞など心臓血管系の病気の予防にも役立つほか、免疫機能にも関わり、病原菌を攻撃する白血球の働きを高め、感染症にかかりにくくしてくれます。
さらに神経伝達物質であるアドレナリンやドーパミンをつくったり外部からのストレスに対抗する副腎皮質ホルモンをつくる働きにも関わります。
まさに心身両面で重要な働きをもっている実に重要な栄養素であるといえます。
ビタミンCは水溶性でとても吸収されやすい代わりに多く摂取しても体内には4〜5時間程度しかとどめておくことができず、余った分は尿から排泄されてしまいます。
その為毎日はもちろん毎食毎に摂取できるのがいいですが、熱や空気中の酸素で成分が壊れやすい性質があります。
特にボイルなどの調理法は多くのビタミンCが失われてしまうという実験結果が出ています。
あとは、加熱してもビタミンCが壊れにくい野菜を選んだりするのも良いでしょう。ピーマンやパプリカなどは熱を加えても壊れにくい野菜になります。
同じように抗酸化力を持つビタミンA、Eを組み合わせるとそれぞれに相乗効果をもたらします。
※ビタミンCが多く含まれてる食品
果物類と可食部100g当たりの含有量
アセロラ(酸味種、生)
1,700mg
アセロラ(甘味種、生)
800mg
ゆず(果皮、生)
160mg
キウイフルーツ(黄肉種、生)
140mg
アセロラ(10%果汁入り飲料)
120mg
すだち(果皮、生)
110mg
レモン(生)
100mg
かき(甘がき、生)
70mg
ドライマンゴー
69mg
キウイフルーツ(緑肉種、生)
69mg
いちご(生)
62mg
60mg
グレープフルーツジュース(濃縮還元)
53mg
レモン(果汁、生)
50mg
かぼす(果汁、生)
42mg
ゆず(果汁、生)
40mg
野菜・いも類と可食部100g当たりの含有量
赤ピーマン(油いため)
180mg
オレンジピーマン(油いため)
170mg
赤ピーマン(生)
170mg
黄ピーマン(油いため)
160mg
オレンジピーマン(生)
150mg
黄ピーマン(生)
150mg
ブロッコリー(焼き)
150mg
ブロッコリー(生)
140mg
トウミョウ(茎葉、生)
79mg
青ピーマン(油いため)
79mg
にがうり(生)
76mg
青ピーマン(生)
76mg
にがうり(油いため)
75mg
ほうれん草(葉、冬採り、生)
60mg
さやえんどう(生)
60mg
ブロッコリー(ゆで)
55mg
キャベツ(油いため)
47mg
キャベツ(生)
41mg
さつまいも(皮むき、蒸し)
29mg
じゃがいも(生)
28mg
ちなみに厚生労働省が定めているビタミンCの摂取推奨量や日本人の平均摂取量としては
妊婦さんはこれに+10mg、授乳婦さんは+45mgになります。
摂取量の上限は設定されていませんが、厚生労働省によると1日1,000mg以上のビタミンCを摂取しても意味はないことが示唆されています。
また、摂取推奨量に達していない場合でも、1日10mg以上のビタミンCを摂取していれば欠乏症になる心配はありません。
コラーゲンの生成や抗酸化作用など、ビタミンCは体に良いさまざまなはたらきを持つ栄養素です。
バランスの良い食事をとっていれば欠乏症になる心配はありませんが、健康に良い効果を期待するためには摂取推奨量を目安に積極的に摂取することが大切になってきます。
本日もご観覧ありがとうございました。
ビタミンB群とは?
こんにちは。
与野駅、さいたま市中央区下落合から通える中高年専門のフィットネスジムです。
ビタミンBは、なぜB群と呼ばれてたくさんの種類があるのでしょうか?
それは、発見された当初はひとつの成分だと思われたのが、その後の研究でそれぞれ異なる物質であることが分かってきたためです。
ビタミンB群としての特徴は、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素の代謝を支え、エネルギーとして活用するためにカラダの機能を整えることです。
とくにビタミンB1は糖質からエネルギーを生み出すために必要な補酵素として働き、糖質を摂りすぎるとビタミンB1が足りなくなるほどです。
タンパク質の代謝に必要なのはビタミンB6で、皮膚の再生や神経伝達物質の生成にもかかわっています。
葉酸やビタミンB12はともに赤血球をつくり、血流を整えます。
葉酸は細胞分裂を正常に保つため、妊娠中や成長期に欠かせない栄養素ですが、認知予防症の一つとしても葉酸が有効であることが分かり、非常に注目されています。
私たちはこれまでの研究成果から栄養学の恩恵にあずかることができますが、栄養にまつわる問題は江戸時代以前にも起こっていました。
江戸わずらいという病です。
玄米や雑穀でなく白米を食べられる江戸の大名が多くかかることから江戸わずらいと呼ばれていました。あと一つは脚気といって明治3(1870)年以降、東京などの都市部や陸軍があった港町から流行り始めた病です。乳児まで含めると毎年1~3万人の人が亡くなったとのことです。
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ビタミンAは身体にえーよ
ラフランス型肥満
こんにちは。
洋ナシ型肥満(皮下脂肪型肥満)
皮下脂肪型肥満は主に皮下組織に脂肪が蓄積するタイプの肥満で、お尻や太ももなど下半身の肉づきが良くなるその体型から、「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。
外部からのクッションの役割や、寒さに備える役割を担う皮下脂肪は、身体を維持するために必要なものです。
しかし、食べ過ぎや運動不足によって、皮下組織に脂肪が過剰に蓄積することがあります。特に女性は授乳期のたくわえとして皮下脂肪がつきやすいため、女性に比較的多くみられます。
皮下脂肪型肥満のリスク
皮下脂肪は内臓脂肪に比べて、いったんついてしまうとなかなか減らしにくい面があります。
皮下脂肪型肥満の原因と改善
※食生活の乱れ
原因として考えられるのが、食生活の乱れです。カロリーが高い食事や食べすぎなど食生活が乱れると、消費エネルギーより摂取エネルギーが多くなってしまいまがちです。
エネルギーが過多な状態は肥満の主な原因であり、余ったエネルギーは基本的に脂肪として蓄積されてしまいます。
※運動不足
さらに、睡眠不足による疲れから体を動かす機会が減り、余ったエネルギーが脂肪になってしまいます。
皮下脂肪は内臓脂肪と比べると減りにくいという特徴があります。皮下脂肪型肥満の場合は、すぐに結果を求めずに、6か月~1年かけて現在の体重の3~5%減らすことを目標とした、じっくりダイエットを心がけてください。
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